【セドナ通が選ぶ】セドナに行くなら絶対に訪れるべき観光地10選

スピリチュアルスポットとして有名なセドナ。国立公園の中に位置し、赤土と豊かな緑に囲まれた雄大な自然を味わえる場所でもあります。セドナに行くには日本から直行便が出ていないため、米国内で必ず一度乗り継ぎが必要です。ハードルが高く感じられるかもしれませんが、車の運転なしでもシャトルバスを利用するなどして簡単に行くことができます。治安もとても良い平和な場所のため、世界中から観光客が訪れます。
私は10年程前にひとり旅にてふらっと訪れ、セドナの魅力にすっかりハマってしまい毎年のように訪れています。

はじめに:セドナへの行き方

日本からセドナへは現状直行便は飛んでいないため、ロサンゼルスやサンフランシスコ、シアトル等を経由してラスベガス国際空港、フェニックス国際空港のどちらかへ到着します。(ラスベガス国際空港までは直行便もあります)

ラスベガス国際空港からはレンタカーで5時間程度です。フェニックス国際空港からはレンタカーで2時間程度です。また、フェニックス国際空港からはシャトルバスも出ています。

こちらのシャトルバスは私も実際に乗りましたが、ネットで事前予約ができるため便利です。運転手さんもとても感じが良く英語の日常会話が問題ない場合おすすめです。料金は空港からセドナの中心地まで片道$55ほどです(2020年5月現在)

Groome Transportation(シャトルバス)

https://groometransportation.com/sedona/reservations/(英語サイト)

また、空港からUberでも行くことができます。

また、少し割高にはなりますが、日本語対応の送迎サービスもあります。

アメリカトラベルファクトリー

それでは続いてセドナおすすめの観光地を紹介していきます。
アクセスしやすさも考慮に入れた紹介となっております。

エアポートメサ (Airport Mesa)

セドナに来るとまず訪れるのがエアポートメサです。小さな岩山ですが、頂上からセドナを一望することができる素敵な場所です。

セドナがスピリチュアルスポットと呼ばれる所以ですが、セドナには「ボルテックス」というエネルギーが渦巻いている場所がいくつかあり、その中でもパワーが強い場所は「4大ボルテックス」と呼ばれています。

具体的には、こちらの「エアポートメサ」、「ベルロック」、「カセドラルロック」、「ボイントンキャニオン」の4つです。

またボルテックスには男性性、女性性、また両方に分かれるのですが、エアポートメサは男性性を持つボルテックスです。
そのため、何かを新しく始めたい時や物事を決断したい局面などに訪れると後押ししてくれると言われています。

エアポートメサはアップタウンと呼ばれるセドナの中心地から徒歩でもアクセスできる場所です。また、ふもとから10分程歩いて頂上に到達するため、滞在中に何回でも訪れたい場所です。

ボイントンキャニオン(Boynton Canyon)

ボイントンキャニオンはエアポートメサと同様、4大ボルテックスの1つです。
こちらは「エンチャントメント・リゾート」という高級リゾートの隣に位置するボルテックスになります。

レンタカーはもちろん、アップタウンから「セドナトロリー」の「Tour B」で行くことができます。
通常は観光トロリーのため、ボイントンキャニオンを通過してしまうのですが、
アップタウンの窓口のスタッフに「ボイントンキャニオンを観光したい」と伝えると、2時間後の別のトロリーでピックアップするように手配してくれます。

ボイントンキャニオンの駐車場が入り口となります。そこから最短15分くらいのトレイルで頂上へ到達するため、アクセスしやすいボルテックスです。

注意点が一点あるのですが、駐車場からしばらく歩くと下記のように「BOYNTON CANYON」と「VISTA」の分岐点に出ます。

その際に「VISTA」の方に進むと15分で頂上に出ることができます。
間違えて「BOINTON CANYON」に進んでしまうと、2時間以上かかりますのでご注意を・・・!
ちなみに私は「BOINTON CANYON」のトレイルも歩いてみたことがありますが、自然豊かで壮大なトレイルでした。野生の豚さんとも出会うことができました。お時間がある方はこちらもおすすめです。

頂上に到着し、塔のように見えるものは「カチーナウーマン」と呼ばれています。女性性の象徴としてネイティブアメリカンの人々から大切にされてきました。安産などに効果があるとされています。

またその隣には「ウォーリアー」と呼ばれる男性性を持つ岩山があります。何か決断すべきこと、勝負事が控えている時に勇気をもらえると言われています。

また、「カチーナウーマン」「ウォーリアー」の間は女性性と男性性が交わっている場所であり、力強いエネルギーを感じることができます。

また、珍しい幹がねじれたジュニパーの木にも出会えます。力強いボルテックスのエネルギーの影響を受けてねじれていると言われています。

そして、運が良く「ハートおじさん」と呼ばれる男性(ロバートさん)に出会うことができたら、ボイントンキャニオンの石をハート型に削った「ハートの石」をいただくことができるかもしれません。

ロバートさんはボイントンキャニオンの名物おじさんです。ウォーリアーの岩に登ってフルートを吹いていることもあります。「愛を伝える」ことを使命にされている素晴らしい方です。

私が午後2時ごろにふらっとボイントンキャニオンを訪れた際、偶然下山するロバートさんに出会い、ハートの石をいただきました。
疲れた時など、この石に触れるとセドナの癒しを感じることができます。

ベルロック(Bell Rock)

ベルロックはその名の通り、ベル(鈴)のような形をした岩山です。

4大ボルテックスの1つです。

男性性のエネルギーが溢れている場所のため、訪れると身体の内側から元気がみなぎってくるでしょう。
遠くからその雄大な姿を眺めるだけでもパワーがもらえます。

頂上まで登るには本格的な登山となり、装備や技術が必要になります。頂上まで登ることはできたが、降りられなくなってしまった観光客がレスキュー隊によって助けられた事例がよくあります。

登頂はリスキーですが、中腹まではアップダウンのない比較的緩やかな道でトレッキングを楽しめます。

公共の交通機関は通っていないため、レンタカーやタクシーなどでアクセスする必要があります。

カセドラルロック(Cathedral Rock)

カセドラルロックは大聖堂(Cathedral)の姿をした岩山です。こちらも4大ボルテックスの一つです。
男性性と女性性、両方のエネルギーが流れていると言われています。

中腹までは景色を楽しめるような、なだらかな道が続きますが、登頂しようと思うと、終盤は急勾配が続きます。

私は登山経験者ですが、正直最後の方はキツかったです。

手と足を使ってよじ登ったりするので、軍手とトレッキングシューズは必須です。
スニーカーやサンダルでは心もとないです。
それと、結構疲れるのでチョコレートや飴、水分も事前に多めに持っていきましょう。売店などはありません。

また、お手洗いはスタート地点である駐車場にしかないため、事前に済ませておきましょう。

カセドラルロックは4大ボルテックスの中で一番急勾配のため、ツアーに参加して登頂するのもおすすめです。

現地を熟知したガイドさんがいると何かと安心ですよ。

私はアメリカトラベルファクトリーさんのツアーに参加しました。

カセドラルロックは公共の交通機関が通っていない場所ですが、ホテルまでの送迎もついていたので便利でした。

汗をかき、頑張って登った頂上からのパノラマビューの眺めは絶景です。

 

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レッドロッククロッシング(Red Rock Crossing)

 

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レッドロッククロッシングはクレッセントムーン(Crescent Moon)という名前の公園内にある観光地です。

カセドラルロックが綺麗に見えるスポットです。

こちらには画像のようにオーククリークという綺麗な川が流れており、妖精たちが住んでいると言われています。ボルテックスではありませんが、癒しを感じることができる場所です。

オーククリークの癒しエネルギーを利用して、パワーストーンを川の水に浸して浄化することもできます。

川のほとりでは瞑想をしたり、お昼寝をしたり、ヨガをするなど、皆思い思いにくつろいでいます。

チャペル オブ ザ ホーリークロス、ホーリークロス教会(Chapel of The Holy Cross)

出典: Pixabay

ホーリークロス教会はセドナの中心地から南へ車で10分ほど行ったところにあります。

岩山の中に位置している教会です。十字架が岩山にめり込んでいるように見える姿は圧巻です。

地元の芸術家、マーガレット・ブルンスウィヒ・ストードが 1956年に完成させたローマカトリック教会の建物です。

クリスマスやイースターなど特定の日を除き、中に入ることもできます。窓ガラスから日が差し込み、とても美しい教会です。

また、地下にはギフトショップもあります。
セドナならではの赤土を使った十字架など、素敵なお土産が揃います。

アミダ ストゥーパ(Amitabha Stupa & Peace Park)

アミダ ストゥーパはチベット仏教の公園です。駐車場から中へ進むと、中央に大きな仏塔があります。

お祈りをしながら、この仏塔の周りをぐるぐると回ると願いが叶うと言われています。
チベット様式の大きな仏像もあります。

セドナの岩山の風景の中にこういった仏教の施設があるということ、また日本の寺院と違った雰囲気でとても面白いです。

ボルテックスではありませんが、ピースフルな空気が流れていて大好きな場所です。
メジャーな場所ではないようですが、毎回訪れています。
中心地からそれほど離れてもいないので、アクセスしやすい場所です。

サンダーマウンテン(Thunder Mountain)

セドナにはサンダーマウンテンという山があります。

これはディズニーランドにあるビックサンダーマウンテンのモデルになった山だと言われています。

実はウォルト・ディズニーは若い頃セドナに住んでいる時期がありました。

ウォルトはセドナから今につながるたくさんのインスピレーションをもらったそうです。

このサボテンは通称「ミッキーサボテン」と呼ばれています。セドナのあちらこちらで見ることができます。

まるでサボテンに耳が生えているような姿がミッキーに似ていますね。
ウォルトはこのサボテンからミッキーのデザインのヒントをもらったと言われています。

サンダーマウンテンは登ることができますが結構ハードなトレイルなので、近くまで行って景色を眺めことをおすすめします

先ほど紹介した「アミダストューパ」と近い場所のため、セットで観光すると良いです。

スヌーピーロック(Snoopy Rock)

 

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スヌーピーロックはまるでスヌーピーが横に寝そべっているように見える岩山です。

アップタウンからも眺めることができます。

ちょうどピンクジープツアー(お店)の脇に展望台のような場所がありますが、
そこから綺麗に見ることができます。

不思議なことにセドナにはスヌーピーロック以外にも、ゴリラの形をしたものや、コーヒーポッドの形をしたものなど様々なモチーフの岩山があります。探してみるのも楽しいです。

セブンセイクリッドプールズ(Seven Sacred Pools)

 

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セブンセイクリッドプールズは画像の通り、7つの小さな池から成っています。

丸く陥没した穴に雨水が溜まってできたものです。
古来からネイティブアメリカンに大切にされてきた場所です。

この7つの池はそれぞれのチャクラに対応していると言われています。

それぞれの近くを通ると、チャクラの調整をしてくれるそうです。

またセブンセイクリッドプールズに到達する途中にデビルズキッチンという、

大きな岩が落石している場所を必ず通ります。ここも迫力がある場所です。

そこまで有名ではないため人も少なく、比較的緩やかなトレイルが続き、歩きやすいです。

まとめ

ここまでセドナの観光地10選を紹介してきました。

アクセスしやすさを重視し、有名な場所はもちろん、少しマイナーな場所も混ぜてお伝えしました。

セドナには毎年のように訪れていますが、やはり毎回ボルテックスは外せないです。

まるで何かに守られているような、暖かい感覚に包まれます。

世界を旅してきましたが、これはセドナならではの感覚です。

特に到着した日の夕方にエアポートメサへ登り、美しいサンセットを見ながら「セドナに来たんだな」と実感することが一番好きです。

セドナは街全体がパワースポットです。訪れるとその後の人生に転機が訪れると言われています。

少し行きにくい場所ですが、お休みが最短5日ほどあれば来れる場所です。
訪れてしまえば、他のアメリカの観光地と比較して、セドナの観光地は短時間で回ることができます。
例えばグランドキャニオンなどはトレッキングに1日がかりの時間が必要になります。

セドナには美味しいお店やお土産屋さん、セラピー等も充実しているので、ゆっくり回るには1週間ほど時間があると良いです。

この記事を参考に、セドナをぜひ次回の目的地の候補にしていただければ幸いです。

 

 

 

 

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