【規制緩和】タイから日本へ帰国する際の流れは?【疑問や不安を解消します】

【2022年5月9日執筆】

日本側の隔離期間が短縮され、タイは5月1日からタイランドパスも不要、
隔離なしで入国できるようになったため、
そろそろタイに行こうかなと思っている方も多いのではないでしょうか。
タイが大好きでコロナ前は何度も訪タイしていた私ですが、
航空券が取れたこともあり、思い切ってこのGWにバンコク旅行へ行ってきました。

この記事では、コロナ禍での日本帰国の際に心配になること
(PCR検査など事前にやっておくこと、かかった時間、流れ、トイレ、飲食など)について、
あまり情報が出回っていなかったため、簡単にまとめたいと思います。
(ちなみに私は成田空港に到着しました)

また、この内容は2022年5月時点の内容であり、今後変更される可能性が高いこと、また一個人の経験した内容であると書き添えておきます。

タイ出国の流れ、出国までにしておくこと(陰性証明書取得、MySOSアプリダウンロードと陰性証明書の登録)

タイ側では5月現在隔離がないため、出国の際に特に何か聞かれることはありませんでした。
私はタイランドパスを取得して4月30日にタイに入国しており、
MorChana(モーチャナ:タイの新型コロナ接触確認アプリ)に入国5日目のATK(セルフ抗原検査キット)結果をアップロードすることが義務付けられていたので、
それはしっかりやっていました。(※現在は義務ではなく奨励となっているようです)
ちなみにこのATK(セルフ抗原検査キット)ですが、
街のドラッグストア(WatsonsやBoots)、スーパーなどで40バーツほどで入手可能です。
日本では数千円しますから、タイはかなり安いですね。

また、日本入国の際にRT-PCR検査または抗原定量検査(ATKではありません)の陰性証明書が必要ですので、出国前72時間以内に取得しておく必要があります。

私は今回、トンロー駅か徒歩20分またはタクシーで10分ほどの距離にある、
MedConsult Clinicにて1人1500バーツで取得しました。
私の知っている限り、英語が通じそうな場所でバンコク最安値でした。
非常にスムーズで、クリニックを出るまでにトータル30分かからなかったと思います。
スタッフさんは日本語はできませんが、英語はできます。
また現金のほか、クレジットカード決済(VISA)も可能でした。
日本語で対応してほしい方向けに、トンロー駅には日本語対応可能なサミティベート病院やDYMクリニックもあります。

MedConsult Clinicの外観。

クリニックの入り口

PCR検査を受ける際には、念のため、外務省の指定フォーマット(外務省のHPでダウンロード可能)を事前にプリントしてクリニックに持っていくと安心です。
結果的にはクリニックで準備がありましたが、準備がない場合も想定した方が良いと思います。
指定形式に則っていない場合は認められず、隔離が発生する場合もあると聞きました。
私は日本で印刷していくのを忘れたので、ホテルのビジネスセンターでプリントしましたが、
フロントに頼んだりもできると思います。
フォーマットにドクターの名前などを記入してもらって、24時間以内に送られてくる結果を自分で記入する形でした。

そして陰性証明書が入力できたら、それをMySOS(日本側の新型コロナ接触アプリ)に登録して審査がおり、緑色の画面になれば、ファストトラックを利用でき、大幅な時間短縮になるので絶対にやったほうが良いです。

日本入国の流れ

飛行機到着→検疫(PCR検査)→入国審査→受託手荷物(スーツケース)のピックアップ→税関

簡単にするとこんな流れです。

飛行機を降りたら、係の人が待機場所の椅子まで連れて行ってくれます。
その後、順番に呼ばれてPCR検査(唾液)をして、書類を渡され、MySOSアプリの緑色の画面を見せ、ワクチン摂取回数のヒアリングがあり、待機期間の説明をされ、PCR検査の結果を待ち、陰性であれば入国審査をして、スーツケースピックアップ、税関の流れでした。

また、私が日本入国までに心配していたことをQAにしてみました。

Q:検疫の時間はどのくらいかかるか?

A:4時間くらいでした。GWで利用者も多かったこともあり、長くかかりました。
早朝到着便だったため問題ありませんでしたが、夜到着の便だと終電が不安になったと思います。

Q:トイレは行けるか?

A:行けます。PCR検査を受けるまでにトイレに行きたくなった場合は、
係の人に伝えると、利用できるトイレの場所を教えてくれます。
ただ、飛行機から降ろされると流れで待機場所の椅子まで連れて行かれ、
トイレに行くと順番を飛ばされてしまうので、事前に済ませておいた方がスムーズかもしれません。
(2人以上の場合は場所取りも可能です)
PCR検査を受けるまでに移動と待ち時間があるので、
心配な方は着陸態勢に入る直前(到着の3、40分前)、
もしくは到着してシートベルトサインが消えた後に行くと良いかもしれません。

また、PCR検査を受けたあとの結果待ちでは自由にトイレに行けますのでご安心ください。

Q:水やお菓子などを食べてもいいのか?
A:PCR検査を受ける30分前から水を含め飲食は不可でした。なので、機内で十分に水分を取っておくと良いです。(飛行機に乗ると身体はかなり乾燥状態になります)
また、PCR検査後の待機時間では飲食可能なので、機内でも水は配られると思いますが、
多めにペットボトルの水やお菓子などを買っておくと安心です。(自動販売機もありました)

Q:スーツケースはいつ受け取れるか?
A:検疫が終わった後です。係の方がベルトコンベアーから取り出して、置いておいてくれます。
なので、到着してすぐに使いたいものは出しておくと良いです。

Q:ワクチン3回摂取したけど、空港での待ち時間は一緒か?
A:待ち時間などの空港での一連の流れは一緒です。
ヒアリングの際に3回摂取したことを告げると自宅待機は免除になります。

総評(まとめ)

以上、日本帰国に際して事前に知っておいたほうが良いこと、やっておいた方が良いことをまとめました。ご参考になれば幸いです。
やはり時間も費用もかかる現状ではありますので、早くいつも通りに海外旅行ができるようになることを切に願います。

エラワン廟は変わらず賑わっていました。

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