【初めての方向け】竹富島の行き方・魅力・おすすめの時期・持ち物・宿泊【一人旅にもおすすめ】

日本にある南の島といえば沖縄ですね。
本島は経験済みだけど、離島はまだ行ったことない方も多いのではないでしょうか?

今回は沖縄の離島が大好きで一人旅含めて何回も訪れている私が、
沖縄離島(八重山諸島)の中で初めての方に一番おすすめの竹富島について行き方や魅力、おすすめの時期、持ち物やおすすめの宿泊について書いていきます。

竹富島への行き方について。飛行機?船も乗るの?

竹富島八重山諸島に位置しています。
その八重山諸島の中心である石垣島から距離にして6kmの場所に竹富島はあります。

日本の各空港からまずは石垣空港を目指し、離島ターミナルから高速船に乗船し10分ほどで竹富島に着きます。

公共交通機関での石垣空港から離島ターミナルへの行き方について、空港の出口の目の前に路線バス乗り場があります。路線バスの「バスターミナル行き」に乗り、終点バスターミナルで降車し、徒歩2分ほどで離島ターミナルへ到着します。

また空港を出て左端に「カリー観光」のバス乗り場があります。予約不要、直行で離島ターミナルへ到着しますのでスーツケースなど荷物が多い場合におすすめです。料金は片道500円です。

離島ターミナルへ到着し、いよいよ高速船に乗ります。
安栄観光八重山観光フェリーの窓口でチケットを入手できます。

大人片道610円、往復1,160円
小人片道310円、往復590円です。(2020年7月現在)

往復で購入しておくとギリギリまで観光して時間がなくなった場合も安心ですね。

また、石垣島の各社窓口ではクレジットカードやWAON、Edy等キャッシュレスにも対応しています。

竹富島への高速船はどんな感じ?船酔いが心配?

参考までに私は三半規管が弱く、船と聞くだけで寒気がする(釣り船には絶対乗れない)タイプの人間です。山道運転やエレベーターも苦手です。

そんな私でも竹富島への高速船は割と余裕です。石垣島から竹富島までの航路はあまり揺れないからです。
何より、しんどくなっても10分で着くと思うと頑張れます。

心配な方は酔い止めを乗船前に飲んでおくか、アメやガムを食べる、空腹時を避ける、シーバンド(腕に付ける酔い止めバンド)などを取り入れると良いです。
また念の為、飛行機の座席にあるエチケット袋をもらっておくと良いかもしれません。

竹富島の魅力、離島が初めての方へおすすめの理由

まず石垣島から近く、アクセスが良いことがおすすめの理由です。

例えば首都圏在住の方は羽田からANAの石垣直行便もあります。(3時間半程度)
離島ターミナルから10分ほどで竹富島へ到着するので、あっという間です。
また、航路も安定しているため高速船の揺れも少ないです。
これが他の離島になると飛行機の乗り継ぎが増えたり、航路が安定せず欠航の心配をすることもあります。

そして沖縄の原風景に触れられることが二つ目の理由です。

竹富島は面積5.4kmのサンゴ礁に囲まれた小さな島です。
その中に3つの集落があり、赤い屋根瓦の家屋が立ち並びます。
また、白砂がまかれた道は太陽に反射してキラキラ光り、とても美しいです。
道を歩くといたるところにブーゲンビリアやハイビスカスが咲き乱れ、美しい蝶が舞っています。
お散歩中の水牛と出会うこともあります。
車は基本走っていないため、静かです。
本島や石垣島では見られなくなってしまった景色がそこにはあります。

竹富島は八重山諸島の中で一番最初に作られた島という言い伝えがあります。
国の有形文化財にも登録されている島です。
古くから住民の方にとっても大切にされてきた歴史があり、その丁寧な雰囲気を感じとることができます。

竹富島には星の砂で有名なカイジ浜、コンドイビーチ、アイヤル浜などエメラルドグリーンの美しいビーチがあります。

中でもコンドイビーチは竹富島の中で唯一の遊泳可能なビーチです。
泳ぐ以外の楽しみ方としても、引き潮の時にどこまでも歩いて行って貝殻を拾ったり
ヤドカリが歩いているのを見つけたりと、童心に帰って遊ぶことができます。

竹富島は猫島で有名ですが、コンドイビーチは猫スポットでもあります。
ビーチの近くでまったりしている猫と海を眺めているだけで日頃の疲れがぶっ飛びます。

コンドイビーチにはトイレやシャワーもありますので、海で遊んだ後も安心です。
※ロッカーはありません

竹富島へ行くのにおすすめの時期は?やっぱり夏?冬は寒いの?

竹富島に行くのにおすすめの時期はズバリ秋〜冬です。

竹富島は年中過ごしやすい気候です。
冬でも20度以上あります。
私は年末によく訪れますが、Tシャツでちょうど良いです。

夏にも行ったことがありますが、正直暑すぎてバテました。
私が行った7月中旬は35度以上あって日差しもかなり強く、
白い砂の道は照り返しがきついため、
自転車を借りたりして動き回るのが大変でした。
海も日陰を探して涼んでいました。
水牛もしょっちゅう水浴びをしていました。

また、8月や9月は台風の影響も心配なところです

竹富島のビーチは遊泳禁止のところが多いため、海水浴ではなく海を眺めてゆったりする目的なら
どの時期に行っても楽しめると実感しています。

特に冬(10月以降)は台風の影響も少なく、航空券や宿泊が比較的安いためおすすめです。

私は仕事を早めに終わらせて12/25〜30などの日程で竹富島へ行くことが多いのですが、昨年は(2019年末)羽田〜石垣島へのANA航空券が一人往復25,000円で取れました。
年末は争奪戦なので航空券は早めにチェックすると良いです。私は半年前に押さえました。

年明け〜春も良いですが、年度末で休みが取りづらい時期であることと、
学生の卒業旅行シーズンのピークですので価格高騰と混雑はあると思います。

竹富島へは日帰りが良い?宿泊するほうが良い?

竹富島は石垣島から高速船で10分の距離です。
島全体も自転車で30分〜1時間あれば回れてしまう規模なので、日帰り観光はもちろん可能です。
しかし時間が許すのであればぜひ一泊でも宿泊することをおすすめします。

竹富島から石垣島への最終の船は時期によりますが18:00ごろには出発します。
竹富港から自転車で15分くらいの西桟橋という場所から見える夕日がとても美しいのですが、
日没は最終船以降になるため、竹富島へ宿泊した人だけが見られる景色なのです。

また最終船が出発してしまうと、島全体がゆったりとした時間の流れと静寂に包まれます。
その中で、どこからともなく聞こえる三線の音を聴きながら星を眺めたりして過ごす時間は何にも代え難い体験です。
せわしない日常で疲れてしまった時に、そんな竹富島の空気をふと思い出して癒されています。

竹富島へ行く時の持ち物は?

まずはビーチサンダルです。竹富島の集落には白い砂の道が連なっていて、またビーチもあるので靴だと砂が入ってきてしまいます。年中暖かいのでビーチサンダルで行動できます。

もし持ってくるのを忘れてしまった場合、石垣島の離島ターミナル売店で沖縄流のビーチサンダル、島ぞうりが売られています。竹富島ではなかなか買えないのでそちらで入手しましょう。

また、現金が必要になることも多いですがコンビニATMは竹富島にないため、
石垣島で用意しておくと良いです。
観光スポットにもなっている竹富郵便局にゆうちょATMがありますが、
営業時間が短く、日曜祝日は使えない等の制限があります。

日中は年間通して暖かい竹富島ですが、朝晩は冷えるのでカーディガン等あると良いです。

竹富島の売店は早く閉まってしまいます。
日が沈んでからの時間が長いので、ゆったり過ごすための本や飲み物、お菓子などを用意しておくと良いです。

竹富島のおすすめ宿泊。民宿とホテルどちらがおすすめ?

竹富島には民宿がたくさんあります。価格もリーズナブルで沖縄らしさを感じられるため民宿に宿泊する方は多いです。

民宿に泊まるとゆんたく(宿の方やご近所の方と宿泊者同士の飲み会)が開催されたりするので、新しい出会いがあります。
私も参加したことがありますが地元の方から新しい泡盛の飲み方を教わったりして賑やかで楽しかったです。なかなかできない経験でした。

とはいえ、せっかく自分へのご褒美にお休みを取って竹富島に来て、自分のペースでゆったり過ごしたい時もありますよね。
そんな方には民宿よりもプライバシーがあるホテルに泊まることをおすすめします。

竹富島にあるホテルは2つだけです。
西桟橋の近くにあるホテルピースアイランド竹富島とアイヤル浜に隣接している星のや竹富島です。

星のやもいつか泊まってみたいのですが、私ははだいたい長めにお休みを取って竹富島に数泊するので、
コストパフォーマンスに優れたホテルピースアイランド竹富島を選んでいます。

・ホテルの個室はリゾート感を感じられる内装
・ホテルのためプライバシーがある
・作務衣(館内着)を貸してもらえる
・沖縄民謡のCDがお部屋で聴ける
・売店やオリオンビール、ソフトドリンクの自動販売機がある
・レンタサイクル(有料)がある
・食事が美味しくてボリュームも十分
・夕日の綺麗な西桟橋に歩いて行ける

以上がおすすめポイントです。

以前宿泊した際にスタッフの方とお話しましたが、釣りが趣味のスタッフがいて宿泊客が少ない時は釣ってきた魚をその方がおろしてくれることもあるそうです。
また、天気が良い時には星空観測会も開かれます。天体観測の資格を持ったスタッフの方が詳しく説明してくださいます。以前は天の川を見ることもできました。

一人旅の方も多く、ホテル側も慣れているので夕食の際なども席に配慮してくれます。

私が以前一人旅で訪れた際にも、周りを気にせずゆっくり食事できました。

ホテルですがユニークな試みをしており、スタッフの方との距離感もほど良く、親切なため一押しのホテルです。

総評(レビュー)

以上、離島が初めての方へ向けて竹富島の行き方や魅力、おすすめの時期、持ち物やおすすめの宿泊について書いてきました。
竹富島はマリンスポーツなどアクティビティを楽しむというよりは、マイペースにゆったりとした時間を楽しめる場所です。
そのため、一人旅にもグループ旅行にも向いています。
離島ですが比較的アクセスも良く、碧い海や白砂、沖縄の原風景の中で非日常を楽しめる場所です。
海外旅行が難しくなっている現在、国内旅行の行き先候補に加えてみてはいかがでしょうか。

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